髪の量が減ってきた?頭皮に刺激を与える櫛の選び方

頭皮に刺激を与えて発毛を促すような櫛とは?

日本人に愛されてきた櫛

櫛を使って髪をとかすことには様々な意味があると言われています。 髪が減ったと感じるようになる原因に、年齢とともに髪が細くなってしまうことや痛んだ髪が切れ毛となってしまうことなどが挙げられるでしょう。 そうしたトラブルを回避しながら発毛を促すこともできるという櫛の魅力に迫ってみたいと思います。

髪の毛にやさしい櫛の魅力

昔から日本人女性は櫛を使って髪の毛を整えることが一般的でした。
その歴史は非常に古く、約6000年前の縄文時代の貝塚からも櫛が見つかっているそうです。
昔の女性の髪はまっすぐに下ろした長髪スタイルであり、それを櫛でとかすことによって美しく維持していたのではないかと推測することができます。
それから時は流れて江戸時代に入ってくると、櫛は髪をとかすためだけに使用されるものではなくなってきたといいます。
まとめ髪にあしらう髪飾りとして美しい装飾が施された櫛が出回るようになり、現在の髪飾りの原型にもなっていきました。
万葉集に登場する和歌の中にも櫛が詠まれていることから、古来の日本女性の日常生活にとって櫛は欠かせないものであったことをうかがい知ることができるのです。

櫛といえば昔から「つげ櫛」が高級品として有名ですが、昨今は「つげ」の代用材として「あかねつげ」などが使用されたリーズナブルな商品も販売されているといいます。
そのため、正真正銘の国産の「つげ櫛」が欲しいという場合は原材料をよく確認してから購入した方がいいでしょう。
最高級品と言われる鹿児島県指宿市の「つげ櫛」には国産のつげが使用されていることはもちろん、そこに職人の手から作り出される精巧な美しさと快適な使い心地、頭皮に与えるソフトな刺激などに定評があるようです。
「つげ櫛」を扱うお店によってはオリジナルの模様や名前を彫ってくれるサービスもあるようですから、プレゼントや自分へのご褒美にするといいかもしれません。

長く使い続けることで味わいが増すつげ櫛

櫛の中でも高級品だと言われている「つげ櫛」にはどのような特徴があるのでしょうか? 髪の量が減ってきたと感じている人にもおすすめしたいという、その理由について調べてみることにしました。 さらにここでは、自分に合った「つげ櫛」を選ぶためのポイントについても紹介していきたいと思います。

櫛の種類と清潔に保つためのお手入れ法

いろいろな種類があることがお分かりいただけたかと思いますが、どのようなタイプの櫛を使うにしても少しずつ汚れていってしまうことを避けることはできません。 素材によってお手入れの仕方は異なっているようですが、毎日使う櫛なら1ヶ月に一度はお手入れをして清潔な状態を保つように心がけましょう。

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